三菱重工は、寒冷地向けの業務用エアコンを販売しているの？
業務用エアコンを販売している国内メーカーには、色々なものがありますが、三菱重工の業務用エアコンについて紹介したいと思います。
三菱重工と言えば、風を直接人の体に当てないという、エアフレックスなどがよく知られていますが、寒冷地向けの業務用エアコンも販売しているのでしょうか？
三菱重工が寒冷地向けに販売しているのが、「暖ガンハイパーインバーター」という業務用エアコンです。
まず、大きな特徴は、寒冷地、豪雪地でも使えるように、室外機を工夫しているという点です。
例えば、着雪防止のために、一定時間ごとに室外機のファンを回転させて、室外機の前面に積もった雪を吹き飛ばします。
さらに、大切な制御基板については、雪避けカバーがついているので、制御基板に雪がかかりにくくしています。
また、最も怖いのが、凍結してファンが故障してしまうということですが、これを防止するために、ドレンパンヒーターがついていますので、凍結を防止して、氷柱ができないようにしています。
オプションで防雪フードもあります。
室外機に防雪フードを取り付けることによって、室外機の内部に雪が入り込むのを防ぐことができます。
この業務用エアコンの能力についてですが、外気温が－10℃まで、定格暖房運転が可能となっています。
霜取り運転の間隔については、最大で3時間となっています。
暖房運転は連続で最大3時間行うことが可能です。
この、「暖ガンハイパーインバーター」は、業界トップのAPF値を達成しています。
このAPFというのは、日本語で言うと、「通年エネルギー消費効率」ということで、この数値が高いということは、その業務用エアコンの省エネ能力が高いということを示します。
車の燃費をイメージしてみるとわかりやすいでしょう。
燃費の良い車と悪い車があるように、業務用エアコンにも電気を多く必要とするものと、少ない電気で済むものがあるのです。
三菱重工の「暖ガンハイパーインバーター」はそういった意味でも非常に省エネ性に優れているということになります。
寒い冬でもしっかりと暖房運転ができて、しかも省エネ性に優れているというのは、寒冷地で使用する人にとってはとても大きな魅力と言えるでしょう。
寒冷地にあるオフィスや店舗に設置する寒冷地向けの業務用エアコンを探しているという人は、この省エネ性に優れている、三菱重工の「暖ガンハイパーインバーター」を選んでみてはいかがでしょうか？
寒冷地向けの業務用エアコンは、他のメーカーからもたくさん出ていますが、省エネ性ということで考えるのであれば、この三菱重工の業務用エアコンはとてもおすすめですよ。
ぜひ、検討してみてください。
業務用エアコンのよくある質問をプロが解説
業務用エアコンは何年持つの？
業務用エアコンを設置しようか悩んでいるという人も多いでしょう。そんな人が、迷う理由の1つが業務用エアコンはいったい何年くらい持つものなのか？ということでしょう。入れ替えてもすぐに壊れてしまうなどでは費用も馬鹿になりません。業務用エアコンは使用環境などによって異なりますが、一般的には約10年前後持ちます。さらに定期的に点検などや掃除をすることによってその寿命を延ばすということも出来ます。
業務用エアコンは使い方次第、メンテナンス次第で大きく変わるということを頭に入れておくようにしましょう。何もしないでいると、業務用エアコンの寿命をどんどんと縮めてしまうことにもなりかねません。
業務用エアコンはどこのものがいいの？
夏の暑さを乗り切るためには、店舗やオフィスに業務用エアコンを導入する必要があります。業務用エアコンには、色々なタイプのもの、色々なメーカーのものがありますが、どこのものがよいのでしょうか？業務用エアコンの中でも約40％のシェアを誇るというのが、ダイキンです。ダイキンというのは業務用エアコンのメーカーの1つです。業務用エアコンでどこのメーカーのものを選べばよいのか迷ったら、ダイキンのものを導入すればよいでしょう。ダイキンは、品質はもちろん、アフターサービスでも充実しているということから、オフィスだけでなく、店舗や工場など多くの場所で採用されている人気のメーカーです。
業務用エアコンは自分で工事出来る？
業務用エアコンは、インターネットでも購入することが出来ます。DIYなどが非常に人気で、業務用エアコンも自分の会社やお店に自分で付けようと考えている人もいるかもしれません。業務用エアコンは自分で付けることが出来るのでしょうか？結論から言えば無理です。室外機は重量もありますし、室内機もかなり重いので1人で付けるのはとても難しいと言えます。
また、問題は重さだけではありません。技術がないと付けることは出来ません。場合によっては電気工事が必要になるということもあり、素人が勝手に電気工事をするなどということは出来ません。危険なので絶対にやめましょう。お金はかかりますが、専門の業者に依頼するのがおすすめです。